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天然ガスの特長
1.クリーン性
たくさんの人に毎日お使いいただいている天然ガス(都市ガス)は、燃焼した場合、地球温暖化を引き起こす CO2(二酸化炭素)や、光化学スモッグの原因となるNOx(窒素酸化物)の排出量が石油や石炭に比べて少なく また、酸性雨の原因となるSOx(硫黄酸化物)や煤塵の発生は全くありません。
地球規模の環境保全に貢献できるエネルギーといえます!!
※メタンを主成分とする天然ガスは、不純物をほとんど含まないクリーンなエネルギーです。
さらに、天然ガスを冷却して液化天然ガス(LNG)にする際は、塵の除去、脱硫、脱水、脱湿などの前処理をするため、LNGを気化した天然ガスはクリーンに燃焼します
※燃焼時のクリーン性
CO2(二酸化炭素) NOx(窒素酸化物) SOx(硫黄酸化物)
石炭 100 石炭 100 石炭 100
石油 80 石油 70 石油 70
天然ガス 60 天然ガス 20〜40 天然ガス 0
2.空気より軽いので、事故防止にも貢献
天然ガスを原料とする(都市ガスは、空気よりも比重(重さ)が軽い。
そのため、万が一ガス漏れが起きた場合でも、上に上にと空中に放散されやすいため,事故の防止に繋がっています。
天然ガスと他燃料の比重比較
空気 1.0
天然ガス 0.65
プロパンガス 1.52
ガソリン 2.95
3.豊富な埋蔵量と安定供給
天然ガスの埋蔵量は約175兆m3と言われており、可採年数(埋蔵量÷年間生産量)は約60年と石油の約40年の約1.5倍です。新たなガス田も年々発見されており、さらに多くの埋蔵量が予測されます。
また、産出国が中東に偏った石油と異なり、天然ガスは世界各地に広く存在しています。日本に輸入される天然ガスのほとんどは、生産者と長期契約に基づいて輸入されているため、安定供給を実現できます。
以上のことから、環境やエネルギー問題への関心が高まる中、石油に代わる代替エネルギーとして、天然ガスが注目されています。そのクリーン性や供給安定性から、国の基幹エネルギーとして位置づけられ、様々な分野で活躍しております。
どんな分野で利用されているのか?
1. コージェネレーション・システム(熱電併給システム)
ひとつのエネルギーを使って電気と熱の両方のエネルギーを取り出すシステムです。
天然ガスを燃焼してエンジンやタービンによって発電機を駆動して電気を作るとともに、同時に発生する排熱を回収して冷暖房や給湯などに利用するもので、エネルギーの有効利用が図れます。
総合エネルギー効率は70〜80%を実現しています。
熱需要の多い昼間に運転することにより、電力のピークカットにも資するものです。熱を多く使用するホテル・病院・工場・ショッピングセンター・オフィスビルなどの多方面で活躍しています。また、より小規模な店舗、事務所等に対応したマイクロガスタービンやマイクロガスエンジンの導入も進んでおり、最近では家庭用としても導入・活躍しています。
2.天然ガスを利用した冷房システムには、水の気化熱を利用して冷房を行う『吸収式』と、ガスエンジンでコンプレッサーを動かして冷媒を循環させて冷暖房を行う『GHP』(ヒートポンプ式)の2種類があります。『吸収式』は主にホテル・病院といったビル空調や地域冷暖房などの大規模施設に利用されており、『GHP』は主にオフィスや店舗などの小・中規模施設で利用されています。また、コージェネレーションシステムにおいて発生した排熱温水や蒸気を有効活用して冷房を行うシステムもあります。『吸収式』は
水を冷媒として、フロンを使わないので環境にやさしい冷房システムでもあります。 『GHP』はガスエンジンの排熱を有効に利用するので非常に高い暖房機能力を有します。ガス冷房は下記の電力ピークを緩和し、エネルギー消費の季節付加平準化に役立つとして、国もエネルギー対策の一環としてその導入を促進しています。
3.家庭用燃料電池
みなさんの家に供給されている燃料から、水素(H2)をつくり、その水素(H2)と空気中の酸素(O2)から固体高分子形燃料電池で発電するとともに、そのときに発生した排熱を給湯などに利用する省エネルギーなシステムのことです。 この燃料電池は、大気汚染の心配もなく、大きな音も出さず、たくさんの電気をつくることができ、同時に熱も有効利用されており、お湯や蒸気にして、暖房やおふろ、台所で活躍するなどなど、いい点がたくさんあります。
環境面から見るとガスと電力をあわせた一次エネルギーの消費量が従来のガス給湯器+電力(火力発電)のシステムに比べて約26%削減されます。また、地球温暖化の原因になっている二酸化炭素(CO2)の排出量も約40%削減されます。
みなさんの家、すなわち一般家庭でも燃料電池をお使いになれば、無意識のうちに、地球環境に貢献できることが最大のメリットです。
さまざまな分野で活躍しており、環境・地球にやさしいエネルギーです。
これからもっともっと,地球規模で注目されるエネルギーです。
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