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私たちの暮しと生活の中で、現在欠かせない存在になっている自動車。便利な反面,排気ガスが大気汚染の原因として深刻な問題となっています。そこで、低公害車のエースとして期待されているのが、天然ガス・燃料電池自動車です。
1.天然ガス自動車の特長
みなさんの家で使っている天然ガスに高い圧力をかけて体積を小さくした圧縮天然ガス(CNG)を燃料として走ります。天然ガス自動車の排気ガスは、黒いすすや煙が全く出ず、一酸化炭素(CO)や窒素酸化物(NOx)などの環境汚染物質をを非常に低くおさえることができます。また、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)も少なくすることができるのです。
車自体の性能においてはガソリン車やディーゼル車と比べてもほとんど、変わりません。
※燃料のCO2排出量
燃料自体のCO2排出量を比較すると、天然ガスはガソリン・経由に比べて約25%少ない燃料です
軽油 100
ガソリン 97
LPG 87
CNG 75
2.増え続ける天然ガス自動車
天然ガス自動車は、日本では太平洋戦争前後の燃料不足の時代に天然ガスの採れる新潟県などで使われていましたが戦後に再び石油が輸入されるようになり、姿を消していきました。排気ガスが深刻な社会問題となり、今度は低公害車のエースとして再び、官公庁やガス会社を中心に、使用されるようになりました。
天然ガス自動車は、改造するのが簡単なので、普通乗用車だけでなく、バスやトラック、ゴミ収集車など種類が多くどんどん増えています。また、外国を見てみると、アルゼンチン、イタリア、ブラジル、アメリカなどの国で、200万台以上の天然ガス自動車が走っています
ここで、次世代の切り札として今後、市場に出てくれるであろう『燃料電池自動車』も簡単に説明しておきます。
燃料電池自動車とは?
水素と酸素をくっ付けて電気と水を作るのが「燃料電池」で、これを積んで走るのが、燃料電池自動車です。
日本では、世界に先駆けて、平成14年12月に完成し、政府に納車されて町の中を走ることになりました。
電気を作るために水素を必要となりますが、その供給方式として
@車に積んだガソリンかメタノールから改質器を使って水素を作る「改質型」
A作られた水素をボンベに入れ車に積んだ「直接水素型」 の2種類の方法があります。
しかし、改質型に比べてしくみが簡単な理由から、直接水素型が今のところ主流にとなっているのが現状です。
今後、さらに一般市場に普及させていくいは次の課題が上げられます。
@車体価格の低減・コストダウン
A水素充てん所の整備(インフラ)
B関係法規の規制緩和
などなどの課題解決が必要であり、2010年ころには徐々に普及すると期待されています。
われわれ一般市民は@の価格の低減・コストダウンとAの水素充填所(ようはガソリンスタンド)の整備が一番気になるところですね!
私たちの青い地球を守るためにも、低公害車である天然ガス自動車がもっともっと増えていくといいですね。
また、空気を汚さない「次世代の乗り物」燃料電池自動車の普及も期待したいものです。
この2つの低公害車が一般市民の暮しと生活に溶け込んでいけば、もっともっと、私たちの地球・町が暮らしやすくなりますね。
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